米国工場で大口径タイヤを増産する 住友ゴム工業は9日、米国やタイ、日本の工場で計209億円を投じ米国向けSUV(多目的スポーツ車)用タイヤを増産すると発表した。米国でSUV用の大口径タイヤの販売が好調だが、現地での生産が間に合っていなかった。今回の増産投資で生産能力は年380万本分増えるという。タイや日本の工場は乗用車向けから切り替える。2021年中をめどに既存設備の増強に着手する。 米国では15年に提携を解消した米グッドイヤーから工場を取得したが、住友ゴム仕様製品への切り替えが計画通りに進まず採算が悪化していた。米国事業は固定費などを削減し21年度には通期での黒字化を目指す。
米国工場で大口径タイヤを増産する 住友ゴム工業は9日、米国やタイ、日本の工場で計209億円を投じ米国向けSUV(多目的スポーツ車)用タイヤを増産すると発表した。米国でSUV用の大口径タイヤの販売が好調だが、現地での生産が間に合っていなかった。今回の増産投資で生産能力は年380万本分増えるという。タイや日本の工場は乗用車向けから切り替える。2021年中をめどに既存設備の増強に着手する。 米国では15年に提携を解消した米グッドイヤーから工場を取得したが、住友ゴム仕様製品への切り替えが計画通りに進まず採算が悪化していた。米国事業は固定費などを削減し21年度には通期での黒字化を目指す。