11月21日、米国疾病予防管理センター(CDC)は、全世界的な新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けて、新型コロナウイルスに特化した旅行健康情報の警戒レベル4(渡航延期勧告)を新設し、日本を含む大多数の国をレベル3(不要な渡航延期勧告)からレベル4に引き上げました。
今回の措置は、米国から日本への渡航および日本から米国へ渡航する際の、事前事後の検査の推奨とともに、一定期間の「自主隔離」を求めているものであり、日本からの入国を制限するものではありません。
各州における対応については現在確認中であり、判明次第お伝えします(各州の公式ウェブサイトでも未だ変更が反映されていません)。
【関連サイト】
・渡航健康情報一覧:https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/map-and-travel-notices.html#travel-1
・日本に関する情報:https://wwwnc.cdc.gov/travel/notices/covid-4/coronavirus-japan
【引き上げに伴う措置】
・米国から日本への渡航に関するポイント
– 渡航の出発前1~3日にウイルス検査を受けることが推奨されています。また、検査結果が出なかったり陽性となった場合などには渡航しないように求められています。
– 日本滞在中はマスクの着用、他者と一定の距離をとること、手洗い、健康状態の管理などが奨励されています。
・日本から米国への渡航に関するポイント
– 出発前1~3日のウイルス検査を受けることが推奨されるとともに、帰国後3~5日以内の検査が求められています。
– 渡米後の検査結果が陰性なら7日間、検査を受けていない場合は14日間の「自主隔離(stay home)」が求められています。